奈良 美智 展
豊田市美術館へ行ってきました
明日で終わりということもあり たくさんの人でにぎやかでした
愛知県立芸大 大学院を卒業されている方で
豊田市での個展ということもあり 愛知県愛を感じることができました
入り口から入ると 10代の頃から集め始めたレコードや昭和風のお人形たちが並べられていて 80年代からはじまる自分の絵画史だ と書いてありました
この個展自体が ご自分の1987から30年越しの「卒業制作」…
以前 「ともだちがほしかったこいぬ」という奈良さんの絵本を読んでから すっかり奈良さんファンになりました
奈良さんの絵は 眼の描写が細密で
見る側にどこか寂しげでありながらも
強く訴えかけてくるような
純粋な気持ちをぶつけられるような
そんな思いもするような絵だと思います
まっすぐこちらを見返しているようであり …
また 違うところを見ているようでもあり…
こちらをじっと見つめている絵画
いったい何を伝えようとしているのか…
作者と同じまなざしを 共有するということ…
それが 絵画そのもの とも言えるのかもしれません
明日までの個展です
ぜひぜひ
おでかけください
美術館の周りの緑も 本当に美しいです
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